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原六郎生誕の家・佐中の千年家(2019ふるさと特派員撮影)

原六郎胸像(朝来市提供)

 明治の経済界に君臨した実業家。朝来市佐中さなかの大地主、進藤丈右衛門長広の第10子として生まれた。生野義挙で敗れた後、進藤俊三郎から原六郎に改名。長州藩の守備隊で幕府と戦うが、維新後は官軍に身を置き、政府の推薦で欧米に留学。帰国後は金融業界でその手腕を発揮し、第百国立銀行頭取・東京貯蓄銀行頭取・横浜正金銀行頭取を務め、数々の事業を成功させた。産業界にも大きく貢献し、日本の経済界の中枢的存在として活躍した。

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備考 朝来市佐中生まれ
(1842〜1933)