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鎧の袖(2016ふるさと特派員撮影)

 国の名勝に指定されている「香住海岸」の指定区域内にある「鎧の袖」は、幅200m、高さ70m、斜度70度でそそり立つ断崖。約1,000万〜300万年前の火山活動によって形成されたと言われる。柱状節理と、板状の節理が発達した流紋岩質デイサイトからなり、岩石の割れ目が発達している。その形状が武者の鎧の「おどし(袖)」に似ているところからこの名がついた。美しく迫力ある大海食崖で、国の天然記念物に指定され、日本百景にも選定。また、延長線上にある「鷹の巣島」と「蜂の巣島」は、「鎧の袖」の流紋岩質デイサイトの岩床が、海食によって海中に分離してできたもので、2島はともに柱状節理・板状節理の発達が見事である。

所在地 香美町香住区下浜
文化財指定 国指定天然記念物
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